PLESK 7 RELOADED

Chapter 4. Uバックアップ/復元

Uバックアップ/復元は、psadump および psarestore ユーティリティが提供するオプションです。これらのユーティリティでは、リモートコンピュータのディスクにダンプファイルを作成してPlesk サーバーをバックアップしたり、リモートコンピュータに保存されたダンプファイルを使用してPlesk サーバーを復元したりすることができます。

リモートコンピュータからのバックアップ

psadump ユーティリティは、以下の方法で、Plesk リモートサーバーをバックアップしながらそのダンプファイルをローカルマシンに保存することができます。例えば、通常のサーバーバックアップでこれを実行できます。

ssh root@remotehost '/usr/local/psa/bin/psadump -f - --nostop' | split -b1000m - dump.

--nostop パラメータでバックアップを実行する際は注意してください。混乱を避けるため、--nostop の使用 にある詳細を参照してください。

Plesk のバックアップは、サーバーのディスク容量を大量に使用する可能性があります。この方法では、以下の2つの動作を行います:サーバーのディスク容量を節約 してダンプファイルを別の場所に置くと、バックアップする情報のセキュリティが強化されます。

リモートコンピュータからの復元

psarestore ユーティリティは psadump ユーティリティに似ており、リモート復元を実行することができます。この場合、ローカルサーバーで Plesk を復元するためにリモートダンプファイルが使用されます。

ssh root@remotehost 'cat /root/psa_backup/dump.*' | /usr/local/psa/bin/psarestore -f - -m my_ip_map_file -s my_shells_map_file

これは上記の方法同じく、Plesk が実行中の同じマシン上にダンプファイルが保存できない、または保存したくない場合に便利です。

同時バックアップ/復元

上記の2つの動作を合わせると、Plesk サーバーでの同時バックアップ/復元を実行することが可能になります。Plesk が実行中のマシンで作業する必要があり (アップグレードなど) で、できるだけアイドルタイムを少なくしたい場合に便利です。こうした場合の動作は、単純に1つのマシンから別のマシンへ Plesk をڍsするだけです。

ssh root@remotehost '/usr/local/psa/bin/psadump -f - --nostop' | /usr/local/psa/bin/psarestore -f - -m my_ip_map_file -s my_shells_map_file


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